今日もあなたの大切な日

薄氷できらめいて

如何にして甲は乙を

ふわです。

個人的な喉の痛みとそれによる不眠、そして新型ウイルスによって私の太陽こと丸山隆平さんに万が一があったらどうしようという不安が重なり夜中に泣いてしまって吐き出し口としてブログを開設した次第です。

丸山隆平さんに万が一があった場合、丸山隆平さんとの思い出を振り返るのとかつらすぎて無理なので今のうちに書かせてください。いうてもほぼ私の自己紹介です。後半からほぼ自語りで激重スタンスへの道のりです。

始まりは正直分からん

典型的な「気づいたら好き」だったので落ちたきっかけと言われるとよく分かんないんですよね…早い段階から好きは好きだったので…
ちなみに幼馴染みのお母様(私の母とも昔からの友達)が初期からのFC会員だったのもあって小4くらいから嵐は好きでした。嵐とよく絡んでた関ジャニ∞さんも自然と好きでした。まあここらへんはまた機会があれば。

ちっちゃい頃にみてたラスト・フレンズや大倉さんの出てたドラマ(椿くんも必殺仕事人の源太もリア恋じゃないですか?幼いながらに大倉さんの中性的な顔のつくりにビックリしてましたし今でも大倉さんのお顔が好きです。いや〜めっちゃ好きでした。源太が亡くなったとき号泣したしマジで凹みました源太…)を通して「この人たちは関ジャニ∞の人なんだ〜」と認識していった記憶がありますね。あと仕分けとか音楽番組とか。

丸山さんのことは名前と存在だけは分かるけど深く調べようとは思わない状態が長らく続いていた(私のネット環境が乏しかったのもあります)にも関わらず、今思えばずっと惹かれてはいたんです。かわいいな〜って思ってた。未だに謎なんですけど、どちらかといえば精悍な顔つきなのにあの愛らしさ、可愛らしさはどこからくるんでしょうね???

ただ、当時の私は彼をただ「大きいのにかわいいおちゃらけキャラの人」と認識してしまっていたんですよね。未熟でした。

太陽の黒点から私を見た話

ここからめちゃ自分語りしますね。

友達にも詳細はほぼ話してこなかったことなんですが、私が小学生のとき介護のためにと母方の祖父母の家へ母と引っ越した本当の理由って、実は父親の借金だったんですよね。しかも洒落にならない金額です想像とは桁が違った。0の数にビビります。母にも額を誤魔化していたけどある日本当の金額を知った母が、借金取りがうちに来たりする事態を恐れて実家へ戻ったらしいです。
そんでその借金の理由は完全にギャンブルです。私の父は本当にどうしようもなくて、若い時から資格の勉強をすると言いながらサボりまくって40過ぎても煙草とパチンコ・スロット三昧。幸い両親(私からすると父方の祖父母)がそこそこ自営業で儲かっててそこで見習いとしてずっと働いてました。昼に起きて13時に出社17時退社でそこから21時までゲーセンでスロットからの帰宅とかザラだったみたいですけど、祖父母はなんやかんやで父にだけは甘かったので実労働以上の給料あげてたみたいですね。(加えて父が祖父母に借りといて踏み倒した借金もかなりあるのでまあ甘いですよね。)

父のクズエピ&元お嬢様(没落しました)で世間知らずだった母の話は尽きないんですが(ちなみに別居したことにより父はだんだんまともになって、今は資格取って祖父の代わりをやってますし借金も順調に返していってるようですよかった。まあまともになったのごく最近なんですが)、これらは全て私に隠されていて、私が全てを母から聞いたのはたしか中3でした。どうして別居後に父と母が通話をすると母の怒鳴り声が2階の私の部屋まで聞こえてくるのか、そのあと昔みたいに母の機嫌が悪くなるのかようやく謎が解けました。母の機嫌を察知するために、暗闇の階段に座ってひたすらじっ…と音を聞きながら様子を伺っていたことをよく覚えています。

父は他の誰にでもすぐイライラする人でしたが、実の子供の私にだけは優しくて、その瞬間まで本当に全く何も気づいていませんでした。むしろ優しかった父よりも母の方がずっと怖かったです。小2のとき些細なことで激情した母に30cmの物差しでぶっ叩かれて頭から流血したのが今でもトラウマです。今思うと色々積み重なって爆発したんでしょうね。
母は「そういう(子供に優しい)ところはね、良い人なの」などと言っていましたが、玄関が開く音が聞こえたらすぐに走ってパパ!と抱きつきに行ってたという微笑ましい思い出も、あれは母を苦しめることになったスロット帰りだったのかと思うと一気に薄汚れました。

ここらへんの時期は正直、両祖父母に関しても別々の方向でしんどい事があったりしたので振り返ってみるとなかなかハード。「事実は小説より奇なり」をモットーにしていることもあり(?)生活自体に支障はありませんでしたが、何かにずっと蓋をして、ざわざわしていました。

そんなある日、たまたま丸山さんのお父様が当時の丸山さんより年下の女性を奥さんに迎えたという記事を見かけました。たしか問われること自体にどこか困ったような雰囲気の(これは私が勝手に感じただけです)丸山さんのコメントもありました。
とても意外で、今でもよく覚えています。音楽番組で見た時にボディービルダーのお父様をメンバーや嵐のみなさんでイジっていたり、小さい時のお母様との話も普通にしていたため離婚などといった負のワードに無縁だと思っていたからです。(今思えば丸山さんは新しくできた弟や妹との話を、そうとは言わずその頃には何食わぬ顔でしていたので、事実自体は結構古かったんでしょう)
サジェストから気になって、そのときに横山さんのご家庭のことも知りました。

気づけばネットをサーフィンして関ジャニ∞の動画を漁っていました。丸山さんは大体ずっと奇想天外で、真顔だと男前で、すごくかわいかったです。でも並行して調べていたエピソードや発言や行動の節々が繊細で優しくて、心がギュッとなりました。悲しいことやつらいことがあったときに、どういう行動を取ればいいのかどうしたらいいのか分からなくて、つい口角を上げてしまう癖があるところが私と一緒でした。

私なんかよりずっとデリケートなのにこの人はどうしてお道化てい続けられる、い続けているんだろうか
集団のことをどう捉えているんだろうか
ひとりでいるときが一番落ち着いてどこかドライで、自己肯定感がやけに低いのはなんでだろうか
人に与え、そして与えられることにも慣れているのに受け取ることに関しては不器用なのはなぜだろうか
何を思ってこのとき暮らしてたんだろうか

丸山さんについて考えることで、解体しようとしてこなかった人間の部分について「私」の内側の問題とは切り離して思考することが出来ました。
厭世観、虚無感、根本としての刹那主義のあたりが最たる例です。
これらはいつからか私に芽生えていたものでしたがこれを思考することによって自らの内側を抉り鬱々としてしまうことは自明だったので無意識的に避けていました。

これからもこれらを切り離して生きていくことは不可能です。ではどう付き合って生きていくか。それが問題です。もうこれは生涯付き合っていかなければいけないことです。

丸山さんは本当に不思議な人で、未だに分からないことだらけです。むしろ年々よく分からなくなります。底抜けに明るいのではなく、底が抜けるとその先には宇宙の黒色が広がっています。少なくとも、私が丸山隆平というアイドルに対して抱く解釈はそうです。


見たかったけど見れなかったもの、そもそも見えていなかったものを見せてくれた偶像であり、疲れた時には寄り添って力を与えてくれるアイドル。その二面性と、彼自身に生じている自覚のある矛盾が、丸山さんが私の中で唯一無二のアイドルである理由なのだと思います。
存在していてくれること、それだけで救われます。


彼、そして彼だけじゃなく関ジャニ∞のみなさんを通して考えたこと、学んだことはもっとたくさん、たくさんあるのですがそれはまた。

とりあえずコロナは一刻も早く地球から消滅して絶対に丸山さんには触れるなよ!!!!!